ForeSight センサ
ForeSight センサ
センサを皮膚に貼付し、近赤外光を用いて血中の脳・組織酸素飽和度、非侵襲かつ連続的に測定します。
センサは湾曲した前頭部にもフィットするように、センサの柔軟性を高め、肌へのストレスを軽減するため貼付面には滑らかなインターフェイスを採用しています。
ForeSightセンサの特徴
多様な患者に対応
ヘモスフィアにモジュール追加
ForeSight センサの概要
5つの波長を用いた近赤外線分光法 (Near-Infrared Spectroscopy, NIRS)
近赤外光のうち、685・730・770・810・870nmの5波長を用いています。
酸素化ヘモグロビン、還元ヘモグロビンを区別し、メトヘモグロビンや皮膚に含まれるメラニンなどの影響を識別、除外します。
目標組織と目標組織以外を区別する光の到達深度
脳・組織酸素飽和度をモニタリングするためには、近赤外光が適切な深度に到達することが必要です。成人頭部では皮膚から大脳皮質(灰白質)までの距離は平均1.5cm前後です1。
ForeSight センサは光の到達深度が最大2.5cmあるため、頭蓋骨の厚さが2.0cmを超える場合でも近赤外光を大脳皮質まで到達させることができます。
治療方針の決定をサポート
ベースライン値の設定も可能
測定開始時またはベースライン値からの変化率、ならびに任意の間隔の変化率を表示またはモニタリングすることが可能です。
血行動態パラメータを一台のモニタで確認
ヘモスフィアに接続可能な他のセンサと組み合わせることにより、様々な症例において治療介入の判断をスムーズに行うことが可能となります。
センサ貼付位置に合わせたアルゴリズム
骨格筋や脳組織など、貼付位置の有する特徴的な光学特性に合わせて補正を行います。
全身および局所の循環評価に
全身的な血行動態パラメータだけではなく、局所の酸素需給バランスの指標である組織酸素飽和度をモニタリングすることができます。
All-in-one モニタリング
ヘモスフィア アドバンスドモニタリングプラットフォーム
多様なグラフィックやインターフェースによる画面表示により、血行動態の生理学的情報を直観的かつ客観的に表示します。視認性や操作性の向上で、より迅速な治療方針の決定をサポートします。
1台でForeSight センサ、Aqumen IQ センサ、フロートラック センサー、スワンガンツカテーテル、エドワーズオキシメトリーCVカテーテル、CVオキシメトリーカテーテル・ペディアサットの接続が可能です。
機械学習に基づく低血圧イベント予測
Acumen Hypotension Prediction Index(HPI)ソフトウェア
低血圧イベント発生の可能性を予測する、これまでにないテクノロジーを搭載したソフトウェアです。
Edwards Clinical Education
エドワーズは、学習コンテンツを通じて患者ケアの向上に取り組んでいます。各領域で活躍されている先生方にご講演いただいた動画や、文献サマリーを公開しています。
セットアップ
モデル | 製品概要 |
FSESL | ForeSight センサ ラージセンサ、20個/箱 |
その他の製品関連情報
クリティカルケア
コールセンター
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お問い合わせ
参考文献
1. Lu H, Chan SSM, Lam LCW. Localized analysis of normalized distance from scalp to cortex and personalized evaluation (LANDSCAPE): Focusing on age and dementia-specific changes. J Alzheimers Dis. 2019;67(4):1331-41.