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私の「つなが
りたい」が動
き出す

Patient Interview 4 hero
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Interview

心臓手術経験者インタビュー

cook portlait
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連載#4
辻本さん(千葉県在住)

cook portlait
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仕事を通して異なる文化や言語をもつ人々とつながりあう楽しさを知り、現在も国際交流を続ける辻本さん。その他にも、植物栽培や写経など多くの趣味に打ち込んでいます。心臓弁膜症の手術に至った経緯や術後の心境の変化、そして今の生活や楽しまれている趣味などについて語っていただきました。

私のつながりたい が動き出す

長年の国際交流活動が結んだ「不思議な縁」

Cook working
Cook working
Cook working

私はシビルエンジニア(土木技術者)として、長く建築の現場で働いていました。海外に行く機会も多かったため、現地の人々と交流する楽しみを知り、そのときから定年退職後の今に至るまで民間の国際交流クラブに参加しています。 

その国際交流クラブでは、年齢・性別・国籍を問わずさまざまな仲間が集まって多言語を楽しく身につけようというもので、外国へホームステイしに出かけたり、外国人ゲストを受け入れたりといった活動もしています。私はここでは、「くっく」というニックネームで呼ばれています。自分の趣味である料理とキャプテンクックとを掛け合わせた名前です。

Cook working
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Cook girl
Cook girl
Cook girl
Cook girl
Cook girl
Cook girl

20年ほど前には韓国へ交流に出かけ、当時7歳だった女の子と出会いました。その後もずっと家族ぐるみの交流が続いていたのですが、彼女はやがて日本の大学を卒業し、日本で働き始めました。 

私が心臓弁膜症の手術をして人工弁を入れたと話したところ、「もしかしたら私の会社で作っている心臓弁かもしれない」と言うので、病院に問い合わせたらまさにその通り。縁とは不思議なものですね。

息苦しさに襲われ心臓弁膜症の手術を決断

体に異変を感じたのは2018年のことでした。以前は目立った体調不良もなく健康的に過ごせていたのに、ある日、歩いたり階段を登ったりすると苦しさを感じるようになったのです。「これはおかしいぞ」と思ってかかりつけ医を受診したところ、心臓弁膜症の疑いがあるということで総合病院を紹介されました。 

検査の結果はやはり心臓弁膜症で、医師からは治療の選択肢として薬と手術を提示されました。そのときは心臓の手術なんてとんでもないと思い、まずは投薬で様子を見ることにして、体調も少しよくなりました。

Cook message
Cook message
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ところが2019年、坂道で突然息苦しさに襲われました。救急車を呼んで病院へ行ったところ、担当医からあらためて手術を勧められました。そこでようやく決断し、翌月、心臓弁を人工弁(生体弁)に置き換える手術を受けたのです。麻酔から目覚めたときは、これで生き返ったんだ、助かったんだと思って、 うれしさと感謝の気持ちでいっぱいでした。 

家族や仲間の支えも力になりました。手術前日は緊張しましたが、クラブのメンバーたちが「くっくがんばってくださいね」といったメッセージを色紙に書いてくれて、それを心の支えにしていました。信頼できる医療従事者の方々と応援してくれる人たちがいたから、長時間の手術もがんばれたのだと思います。

Cook message
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Cook side face
Cook side face
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新元号とともに新たな生活をスタート

そこから2週間入院して、2019年4月30日、つまり平成最後の日に退院。自宅で令和元年を迎えられたおかげで、私自身も新たな気持ちで生活をスタートできました。退院後は息切れもせず楽に歩けるようになり、健康ってすばらしいなと感じたものです。 

今は、朝起きて調子がよければ散歩をし、趣味を楽しみ、ときにはバスや電車で少し遠出もしています。 

手術後は定期検診を続けています。その中で不整脈が見つかったため、これまでに2度手術をしました。おかげさまでそちらの方もすっかりよくなり、 脈拍も正常値に戻っています。まったく問題なく生活できていることに、本当に感謝しかありません。

これからもずっと人とのつながりを大切に

Cook flowers
Cook flowers
Cook flowers

今後は、趣味の活動をできる限り長く続けていきたいと思っています。私は多趣味でして、そのひとつが40年ほど前に育て始めた「月下美人」。多肉植物で一晩しか花が咲かないのですが、だからこそよけいに愛おしく感じます。たくさんの人に株分けをしてきたので、今年も100人ぐらいのお宅で花が咲くんじゃないかな。 

また、20年ほど前に始めた写経を現在も続けているほか、地域ではホタルが住めるような環境づくりやホタル鑑賞会の開催などにも取り組んでいます。国際交流の活動も続けていて、今は私が発起人となってトルコの方々との交流会の準備を進めています。人とつながるのは本当に楽しいこと、今後はそのつながりをさらに広げていきたいですね。

心臓弁膜症の手術を受けて、医療技術の進歩やそのすばらしさを実感しました。誰かの心のこもった技術や製品が、不思議なつながりを経て私の体の中に息づいている。人は一人で生きているのではない、皆さんに生かされているのだということを、とても心強く、また温かく感じています。人生100年。生かされたからこそ続く「人とのつながり」を、ずっと大切にしていきたいと思います。

上記の患者さんのインタビューは、エドワーズライフサイエンスが、実際の患者さんのご経験を伺い、書き起こし、編集したものです。記載された症状や治療、治療後の生活などは個々人によって異なり、すべての方にあてはまるものではなく、また特定の治療等を推奨するものでもありません。ご自身やご家族の症状や治療について気になることがございましたら、医師にご相談ください。

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心臓手術経験者インタビュー

「動きだす、心のそばに。」

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心臓病の治療を経て、ふたたび歩み始めた方々の インタビューを

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holding hand
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