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米国本社プレスリリース
この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。
英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。
米エドワーズライフサイエンス社のサピエン3生体弁が2年目に優れた結果を示す
カリフォルニア州 アーバイン、2020年3月29日 - 構造的心疾患とクリティカルケアモニタリングに関する患者さんのためのイノベーションを世界的にリードするエドワーズライフサイエンス社(NYSE:EW)は本日、手術による死亡リスクの低い、重度の症候性大動脈弁狭窄症(AS)患者さんを対象としたサピエン3生体弁による治療と手術を比較する無作為化PARTNER 3試験の2年目の結果を公表しました。
サピエン3生体弁を使った経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)は、手術リスクが低い患者さんに対し、継続的に好ましい結果を示しています。TAVIは、2年目における全死因死亡率、全脳卒中発生率、および再入院の複合エンドポイントにおけるイベント発生率を37%減少させました。2年目の死亡率と脳卒中発症率はTAVI群と外科的大動脈弁置換術(SAVR)群の双方で低く、TAVI群では再入院率が有意に低値となりました。試験結果は、米国心臓病学会の年次学術集会と世界心臓学会議(ACC.20 / WCC)が、最新の臨床試験として、本日、オンライン掲載しました。
Baylor Scott & White Healthの心臓血管部門の部長であり、Baylor Scott & White Research Instituteの所長であるMichael J. Mack医師は、「我々は、PARTNER 3試験でTAVIとSAVRの双方が同程度に低い死亡率と脳卒中発症率を示したことを含む結果に、勇気づけられています。この結果は堅固なエビデンスを構築しつつあります。」と述べ、また、「我々は、この試験で10年間の臨床および心エコーによる患者の追跡調査に取り組んでおり、これは医学会が前進するための有益な情報を与えてくれるでしょう。」と述べています。
PARTNER 3試験は、2016年3月から2017年10月にかけて、71施設で1,000症例を無作為割付けし、サピエン3を用いたTAVI、もしくは上市されている外科弁を用いた外科的弁置換術のいずれかに割り当てました。
エドワーズ社経カテーテル大動脈弁置換術担当コーポレート・バイスプレジデントのラリー・ウッドは、「これらのデータは、サピエン3生体弁を用いたTAVIが2年目にも良好な成果を維持していることを証明しており、これは手術リスクの低い重度AS患者が、医師と相談したうえで、個別の優先順位を考慮した治療を選択できることを意味しているのです」と述べています。
サピエン3生体弁は2019年8月に、米国で重度症候性ASの低リスク症例の治療で承認され、現在まで、世界中で65万人以上がTAVIのベネフィットを享受しています。
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