プレスリリース
米国本社プレスリリース
この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。
英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。
米エドワーズライフサイエンス社、2018年第1四半期の業績を発表
カリフォルニア州アーバイン、2018年4月28日-構造的心疾患とクリティカルケアモニタリングに関する患者さんのためのイノベーションを世界的にリードするエドワーズライフサイエンス社(NYSE:EW)は本日、2018年3月31日までの第1四半期の業績発表を行いました。
第1四半期および最近のハイライト
- 売上高は、8億9,500万ドル、調整後ベースで9億3,800万ドル
- 全世界のTHVTの売上高は2%増、実質ベースで12%増
- 一株当たり利益(EPS)は特別項目により9%減、調整後EPSは30%増
- 2018年調整後EPS予想は、4.43ドルから4.63ドルの間から4.50ドルから4.70ドルの間に引き上げ
- CENTERAがCEマークを取得。 米国での主試験の承認を取得
- PARTNER 3拡大治験の承認を取得
エドワーズライフサイエンス社会長兼CEOのマイケル・A・ムサレムは、次のように述べています。「2018年が予想通りの調整後総売上高9億3,800万ドルで始まったことは、非常に嬉しいことです。これは、実質売上高が9%増加したことを示しており、本会計年度中に実質ベース売上高は10%~11%の間になるでしょう。経カテーテル生体弁治療の採用は、その他の製品ラインの堅調な業績に支えられ、再び当社の大部分の成長を牽引しました。積極的な投資と経カテーテル僧帽弁および三尖弁治療の大幅な進捗の一方で、調整後EPSは30%増加しました。最も重要なのは、以前よりずっと多くの患者さんが私たちの命を助ける技術による恩恵を受けているということです」。
2018年第1四半期の業績
2018年3月までの四半期の売上高は、8億9,480万ドルと1.3%の増加となりました。調整後総売上高は、9億3,750万ドル、前年同期比で9.3%増加しました。当四半期の希薄化後EPSは、一株当たり0.96ドルである一方、調整後EPSは、29.8%増の1.22ドルでした。
経カテーテル弁治療(THVT)の売上高は、5億5,160万ドルと前年同期比から2.3%の増加となりました。当社の予想通り、ドイツの緩衝在庫の調整を含む調整後THVT売上高は、実質ベース12.4%増の5億5,960万ドルでした。当社は、引き続きTHVTの実質通年売上増加率が11%~15%の間の高い方になると予想しています。TAVIの成長は、全世界での治療術の採用が引き続き堅調に推移していることによるものであり、全世界平均販売価格は依然として安定しています。
また、当四半期の間にCENTERA systemがCEマークを取得したと発表しました。さらに、本日の発表では、当社は、開胸手術のリスクが中程度で重度の大動脈弁狭窄症の患者さんに対し、CENTERA systemの米国主試験を開始する承認をFDAから取得しました。ムサレムは、「この革新的自己拡張弁システムの確固たる証拠を築くために、綿密なスタディが開始されることを楽しみにしています。」と述べています。
エドワーズ社は、FDAから重度の大動脈弁狭窄症の低リスク症例の患者さんが継続的な治療を得るためにPARTNER 3の拡大治験についての承認も取得しました。治験のデータは、2019年の米国心臓学会で紹介される予定であり、FDAの承認は同年後半になると思われます。
外科用弁膜症治療製品部門の売上高は、前年同期比10.0%減の1億7,950万ドルで、実質ベースでは2.4%増となりました。調整後の業績からは、委託在庫モデルへの変更に関連する返品調整引当金を控除してあります。エドワーズ社の新製品により、総治療数の増加よりも高いペースで実質売上高が増加しました。
クリティカルケア部門の当四半期の売上高は1億6,370万ドルと前年同期比13.0%の増加、実質ベースで8.4%の増加となりました。今期の業績は、主にヘモスフィアと米国およびアジア太平洋地域の堅調な業績に牽引されたポートフォリオ全般での堅調な伸びによるものです。
当四半期の調整後粗利益率は、前年同期の75.7%と比べて74.5%にとどまりました。より利益の高い製品構成によって部分的に相殺された外国為替の影響がこの減少の主な要因でした。
販売および一般管理費は、11.5%増の2億5,600万ドルでした。この増加の原因はユーロが対ドルで強含んだこと、および人件費によるものでした。
研究開発費は、11.3%増の1億4,320万ドルで売上高の16.0%となりました。この増加は治験費用を含め、主に経カテーテル弁膜症治療プログラムへの継続的な投資の結果によるものです。
当四半期の21.6%という高税率は、2,400万ドルの準備金が原因でした。本準備金とその他の特別項目の影響を控除した場合の税率は13.2%でした。エドワーズ社は、現在2018年の特別項目控除後の税率を13%~16%の間と見込んでいます。
調整後フリーキャッシュフローは1億810万ドルで、営業活動によるキャッシュフロー1億5,130万ドルから設備投資によるキャッシュフロー4,320万ドルを差し引いたものです。
現金、現金等価物および短期投資は、2018年3月31日現在で合計15億ドルとなりました。負債総額は、11億ドルでした。
今後の見通し
2018年通期の売上高予想は、35億ドルから39億ドル範囲内の高い方を達成できると確信しています。さらに、現時点で、2018年調整後EPSは、4.50ドルから4.70ドルの間になると予想しています。
現時点での為替レートによる場合、2018年第2四半期の総売上高は9億5,000万ドルから10億ドルの間、調整後EPSは1.05ドルから1.15ドルの間になると見込んでいます。
ムサレムは、次のように述べています。「売上高が継続的かつ堅調に増加することを確信しており、引き続き世界中のより多くの患者さんを支援することに尽力していきます。また今後も、リードする革新技術による有機的成長の達成にフォーカスする一方で、積極的に将来に投資していきます。何十億ドルの市場機会を追い求める限り、私たちのリーダーとしての礎は、エドワーズを長期の継続的な成功に導き、株主価値を高めるのです」。
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