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プレスリリース

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米国本社プレスリリース

この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。

英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。


エドワーズライフサイエンス社、2021年第3四半期の業績を発表

カリフォルニア州アーバイン、2021年10月27日 — エドワーズライフサイエンス社(NYSE:EW)は本日、2021年9月30日を期末日とする第3四半期の業績発表を行いました。

第3四半期ハイライトおよび2021年度の見通し
・第3四半期売上高は15%増の13億ドル(実質1 売上高は14%増)
・第3四半期のTAVI売上高は15%増(実質売上高は14%増)
・TAVIの売上成長率は米国で12%、米国外では約20%
・2021年の年間売上見通しは前回発表と同じ範囲で変更なし
・第3四半期の一株当たり利益は0.54ドル、年間の一株当たり利益見通しは前回発表と同じ範囲で変更なし
・TMTT分野の主試験5件が引き続き進行中

エドワーズライフサイエンス社会長兼CEOのマイケル・A・ムサレムは次のように述べています。「第3四半期は米国で新型コロナのデルタ変異株による顕著な影響があったにもかかわらず、売上高は前年同期比で15%の増加となりました。一方、当四半期には残念ながら治療の延期を余儀なくされた患者さんもおられたようです。こうした方々の多くが治療を受けられる日が早く来るよう願っております。2021年通年の全社売上高については、引き続き10%台後半の成長率を見込んでいます。」

2021年第3四半期の業績

2021年9月30日を期末日とする第3四半期の売上高は13億ドルで、前年同期比15%増、実質ベースでは14%増となりました。4つの製品分野すべてが好調な売上増を記録しました。当四半期の希薄化後一株当たり利益は0.54ドルでした。

経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)

当四半期のTAVI部門の売上高は8億5,800万ドルで、報告ベースで前年同期比15%増、実質ベースで14%増となりました。第3四半期の後半2カ月間は、新型コロナによって医療機関の医療提供体制に多大な影響が生じ、TAVIの売上にも負の影響が生じました。一方、当社の平均販売価格と市場での地位はいずれも世界全域で安定していました。
第3四半期のエドワーズ社のTAVI売上高は、米国以外の地域では前年同期比で約20%増となりました。世界全域でTAVIの採用が幅広く続いており、当社は今後も大いに成長が期待できると考えています。
当社は、世界のTAVIの事業機会(市場)が2024年までに70億ドルを超えると確信しています。これはすなわち、2桁台前半の年平均成長率が続くことを意味します。

経カテーテル僧帽弁・三尖弁治療(TMTT)

当四半期は、僧帽弁・三尖弁閉鎖不全症の患者さんを支援する当社独自の技術領域において、主試験5件の被験者登録を進めました。 当社は説得力のある臨床エビデンスを多数構築し続けています。来年後半を目途に、米国で変性性僧帽弁閉鎖不全症患者さんへのPASCALプラットフォームの承認を取得したいと考えており、現在準備を進めています。
第3四半期のTMTT部門の売上高は2,200万ドルとなりました。欧州でPASCALプラットフォームの採用が続いたことが売上に寄与しました。
エドワーズ社は引き続き、全世界におけるTMTTの販売機会が2025年までに現在の3倍の約30億ドルになると見込んでおり、世界各地の僧帽弁・三尖弁疾患の患者さんのために、治療法の変革に今後も取り組んでいく予定です。

サージカルおよびクリティカルケア

サージカル製品部門の当四半期の売上高は2億1,700万ドルで、前年同期比7%増、実質ベースで6%増となりました。プレミアム製品「RESILIA」の採用が世界各地で着実に続いたことが売上増に寄与しました。
クリティカルケア製品部門の当四半期の売上高は2億1,300万ドルで、前年同期比18%増、実質ベースで17%増となりました。すべての製品ラインが売上増に貢献し、中でも、医療機関の設備投資の回復傾向が続いている米国でのHemoSphereプラットフォームの売上が大きく貢献しました。

その他の財務業績

調整後売上総利益率は、前年同期の75.5%に対して当四半期は76.3%でした。
販売費および一般管理費は、前年同期の3億700万ドルに対し、当四半期は3億6,400万ドル(売上高の27.8%に相当)となりました。人件費が増加したこと、新型コロナの影響を受けた前年に比べて営業活動が活発化したことなどが費用増の要因になりました。
研究開発費は、前年同期の1億9,600万ドルに対し、当四半期は22%増の2億3,800万ドル(売上高の18.2%に相当)となりました。臨床試験の増加など、経カテーテル技術の革新に向けた継続的投資を実施したことが開発費増加の要因になりました。
第3四半期のフリーキャッシュフローは4億7,100万ドルでした。この金額は、営業活動によるキャッシュフロー5億3,200万ドルから設備投資費用6,100万ドルを差し引いたものです。年初から第3四半期までの累計のフリーキャッシュフローは11億ドルとなっています。
2021年9月30時点の現金および投資の合計は31億ドルでした。負債合計は5億9,600万ドルでした。

今後の見通し

2021年通年の全社売上高の見通しは前回発表と変わらず、52~54億ドルの範囲と予想しています。通年の調整後一株当たり利益見込も前回発表どおり、2.07~2.27ドルの範囲内の上限値(2.27ドル)近くの水準になると予想しています。
2021年第4四半期の売上高は13億~13億8,000万ドルの範囲(うちTAVIが8億5,000~9億1,000万ドルの範囲)、調整後一株当たり利益は0.53~0.59ドルの範囲になると予想しています。
ムサレムは次のように述べています。「新型コロナという逆風下にもかかわらず、年初から好業績を達成できているのは非常に喜ばしいことです。長期的な成長機会についても引き続き楽観的に考えています。 私たちの投資の結果である革新的な治療法により、より広範囲の構造的心疾患患者さんに恩恵をもたらし、既存の各事業分野で今後も堅調な成長を続けていけるものと確信しています。」

2021年度 インベスター会議のご案内

すでに発表済のとおり、エドワーズ社2021年度年次投資家説明会を12月8日にカリフォルニア州アーバイン本社で開催します。主な議題は、エドワーズ社の重点イノベーション戦略、製品パイプライン、2022年の業績見通しなどです。今回は、感染防止対策を講じた会場で実施し、ウェブ配信も行います。詳細は、エドワーズ社ウェブサイトの「投資家向け情報」(ir.edwards.com)のセクションをご覧ください。

お問い合わせ

メディア向け連絡先

Amy Hytowitz
(VP, Global Communications)

日本法人 広報部
03-6895-0301 (大代表)