プレスリリース
米国本社プレスリリース
この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。
英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。
米エドワーズライフサイエンス社、マレーシアで今後5年間に1億リンギットの投資を計画
クアラルンプール、2019年4月25日――世界的に事業を展開する医療技術企業のエドワーズライフサイエンス(エドワーズ)は、KLエコシティに新設した地域ビジネスサービスセンター(BSC)を通じて、マレーシアで今後5年にわたり1億リンギットを投資する計画です。米国カリフォルニア州アーバインを本拠とするエドワーズは、構造的心疾患とクリティカルケアモニタリングに関する患者さんのためのイノベーションを世界的にリードしています。同社は60年以上前に、生体弁を世界に先駆けて開発しました。
新設したエドワーズ・ビジネスサービスセンターは、経理、IT、サプライチェーン、人事、デジタルヘルスケア、マーケティング、品質保証などの主要なサポート機能を日本およびアジア・パシフィック(JAPAC)地域における7つの拠点に提供する計画です。
BSCの業容拡大における次のステージでは、分析に関する研究拠点の設立を計画しており、人工知能および機械学習、データ処理、ビッグデータ分析、デジタルの分野において専門性を有する優秀なスタッフを採用したいと考えています。エドワーズは、これらのスタッフがJAPAC地域全体のビジネスニーズをサポートする上での力となり、結果としてその専門性が構造的心疾患の患者さんを救う一助となると考えています。
本日の式典に臨席したのは、国際貿易産業省(MITI)副大臣 オング・キアン・ミング(Dr. Ong Kian Ming)氏、駐マレーシア米国大使 カマラ・シリン・ラクディール(Kamala Shirin Lakhdhir)氏、エドワーズライフサイエンス社日本・アジア・パシフィック担当コーポレートバイスプレジデント ケイミン・ワング(Dr. Huimin Wang)、インベストKL最高経営責任者 ダトゥク・ザイナル・アマンシャー(Datuk Zainal Amanshah)氏です。
ワングは次のように述べました。「JAPAC地域向けのBSCとしてマレーシアを選んだ理由は、その文化的多様性、極めて優秀なマルチリンガルスタッフの豊富さ、ビジネス優遇政策、そして強固なインフラにあります。当社は今後3年間で100名以上の新規スタッフを追加雇用する目標を立てており、現地採用で優秀な人材を確保する予定です。マレーシアで初めてエドワーズの生体弁を用いて弁置換術を成功させたのはマレーシア国立心臓病センター(IJN)で、以後マレーシアでは過去5年間だけでも3,700名超の患者さんが我々の製品を用いて弁形成術または弁置換術を受けています。エドワーズの使命は人々の命を救うことであり、当社としては志を同じくする方々が社員となって私たちと共に成長し、マレーシア全域でコミュニティとのつながりを確立してゆくうえでの力になっていただけることを期待しています。」
カマラ・シリン・ラクディール大使は次のように述べました。「エドワーズライフサイエンスが新しいビジネスサービスセンターの拠点としてマレーシアを選んだことを大変嬉しく思います。米国企業はマレーシアを優秀な人材と好調な経済という点で評価してきており、投資と技術職の雇用増大における国際的レベルの機会をマレーシアにもたらしています。エドワーズはまた、エドワーズライフサイエンス基金を通じて、企業の社会的責任にも真摯に取り組んでおり、またその企業活動を通じて両国の関係の強化に貢献しています。」
オング・キアン・ミング氏は以下述べました。「エドワーズライフサイエンスが、今後数年にわたり事業の成長を支援する地域ビジネスセンターをこの地に設立することを決定し、たいへん喜ばしく思います。マレーシア人には、エドワーズのような企業をリードし、JAPAC地域全体の事業サービスを担う新興ハブ国家としての評価を確立するために必要なものが備わっていると固く信じています。エドワーズを通じて、マレーシアのみならず、JAPAC全体の成長に貢献できることを光栄に思います」。
インベストKL最高経営責任者のダトゥク・ザイナル・アマンシャー氏は次のように述べました。「エドワーズライフサイエンスのBSC設立にあたり、お祝いを申し述べると共に、我々のデジタルエコノミーとインダストリー4.0の行動計画に沿った高付加価値のサービス活動における将来的な成長に期待しています。本日のBSC設立は、エドワーズが大クアラルンプール圏およびマレーシアに対して、バリューチェーンの向上を可能にする拠点として大いなる信頼を寄せていることを証明しました。我々はエドワーズのJAPAC地域における発展を目指す取り組みおよびマレーシア国際能力開発プログラムやその他の産学協働プロジェクトを通じた優秀な人材確保ルートの構築に対しても支援を続けます。」
エドワーズが2019年の当初雇用計画において重点的に取り組むのは、コーポレートサービススタッフおよびビジネスリーダーポジション約60名の新規追加採用です。エドワーズはスタッフに教育と専門性取得の機会を提供し、その能力をマレーシアのみならずJAPAC地域全体で発揮できるように強化することを目指します。またそのほかに、スタッフのボランティアやエドワーズライフサイエンス基金を通じたコミュニティ貢献活動も予定しています。同基金は、世界中の人々の助けになりたいというエドワーズの情熱を支え、強化するために設立されたものです。
エドワーズライフサイエンス マレーシアについての詳細はこちらをご覧ください。
Malaysia | Edwards Lifesciences
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