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プレスリリース

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米国本社プレスリリース

この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。

英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。


米エドワーズライフサイエンス社、2019年第1四半期の業績を発表

カリフォルニア州アーバイン、2019年4月23日 ― 構造的心疾患とクリティカルケアモニタリングに関する患者さんのためのイノベーションを世界的にリードするエドワーズライフサイエンス社(NYSE:EW)は本日、2019年3月31日までの第1四半期の業績発表を行いました。

第1四半期及び最近のハイライト

・売上高は11%増の9億9,300万ドル、実質売上高は9%増
・経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)部門の売上高は8%増、実質売上高は10%増
・一株当たり利益は1.18ドル、調整後一株当たり利益は1.32ドル
・2019年の調整後一株当たり利益の予想を5.05~5.30ドルから5.10~5.35ドルに上方修正
・サピエン3生体弁が外科手術より優位であることがPARTNER 3試験によって証明される
・PASCAL経カテーテルシステムがCEマークを取得
・脳酸素測定技術のCASMED社の買収が完了

会長兼CEOのマイケル・A・ムサレムは次のように述べています。「2019年は当社にも、また当社の製品を使用する患者さんにとっても数多くの明るい進展があり、たいへん幸先の良いスタートを切ることができました。中でも注目すべきは、PARTNER 3試験の画期的な結果を発表できたことです。それにより当社のサピエン3 経カテーテル生体弁技術の優位性が立証されたのです。これは治療法の進歩におけるターニングポイントであり、大動脈弁狭窄症で苦しむ患者さんの人生に変革をもたらすものです。また、第1四半期の着実な業績をお知らせできることもうれしく思います。これは当社の予測どおりであり、当社の新技術の広範なポートフォリオがもたらした成果です。我々は、差別化された集中、革新、リーダーシップ戦略を通じてもたらされる極めて大きなチャンスが、今後長きにわたって当社を成功に導くことを、従来にも増して確信しています。」

2019年第1四半期の業績

2019年3月31日までの四半期の売上高は9億9,300万ドルで、前年比11%増、実質ベースで9%の成長となりました。当四半期の希薄化後一株当たり利益は1.18ドル、また調整後一株当たり利益は、予想を上回って8%増の1.32ドルとなりました。

経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)

当四半期のTAVI部門の売上高は5億9,800万ドルで、前年の第一四半期に対して8%増、実質ベースで10%の成長となりました。エドワーズの成長率は、全世界における当該治療の推定増加率を若干下回りましたが、これはシェアが前年比でわずかに低下したためです。引き続き価格統制を実施し、全世界平均の販売価格を堅調に維持したので、国際的な競争力は第4四半期と同様であると予想します。
同社実施のPARTNER 3低リスク試験により、サピエン3生体弁が外科手術のアウトカムに対して優位性を持つことが実証されました。「これらのデータが証明するのは、サピエン3生体弁を用いたTAVIが、重度の症候性大動脈弁狭窄症(AS)の患者さんで手術リスクが低い方々に対して、よりよいアウトカムをもたらし、入院期間を短縮させ、日常生活へのより早い復帰を可能にする治療法であるということです」とムサレムは述べました。同社の業績予想は引き続き、本年後半にFDAから低リスク医療機器としての承認を取得することを前提としています。さらに、エドワーズはヨーロッパと米国でSAPIEN 3 Ultraシステムが承認されたのを受けて、その段階的導入を続けてきました。

経カテーテル僧帽弁・三尖弁治療(TMTT)

TMTTの第1四半期売上高は400万ドルで、その増加は主にヨーロッパにおいてPASCAL経カテーテル僧帽弁システムの商業的販売を開始したことによるものです。引き続き経カテーテル僧帽弁・三尖弁のポートフォリオに対する投資を行うと共に、2019年には臨床および規制上の画期的な成果を挙げる計画となっています。長期的には、TMTTの全世界での市場機会は2024年までに30億ドルに達すると予想しています。

外科用弁膜症治療製品およびクリティカルケア

当四半期の外科用弁膜症治療製品の売上高は2億1,500万ドルで、前年同期比で20%増、実質ベースで3.5%増となりました。成長を支えたのはプレミアム製品の売上であり、特にインスピリスRESILIA大動脈弁の導入が外科用大動脈弁治療におけるシェア拡大を牽引しました。
クリティカルケアの当四半期売上高は1億7,600万ドルで、前年比8%増、実質ベースで11%増となりました。この成果には製品ラインのすべてが寄与しましたが、さらに「ヘモスフィア」の米国での売上急増がこれを後押ししました。
エドワーズは先ごろ、CASメディカルシステムズ・インク(CASMED)の買収を実行しました。同社は脳酸素測定技術を持つ企業で、2018年の売上高は2,200万ドルでした。

その他の財務結果

当四半期の調整済み売上総利益率は76.7%で、前年同期の74.5%を上回りました。この改善は主として為替レートと製品構成の好影響によるものです。

当四半期の販売費および一般管理費は9%増の2億8,000万ドルとなりました。主としてフィールドサービススタッフ関連経費の増加によるものですが、その一部は米ドルに対するユーロの下落によって相殺されました。

第1四半期の研究開発費は20%増の1億7,100万ドルで、売上高比17%となりました。これは主として革新的な経カテーテル構造的心疾患プログラムに対する投資の拡大によるもので、そこにはPASCALシステムの臨床研究の増加も含まれます。
当四半期中に、以前発表した戦略的経カテーテル技術の買収に関連して2,400万ドルの費用を計上しました。

第1四半期の調整済みフリーキャッシュフローは1億3,900万ドルでした。これは営業活動によるキャッシュフロー100万ドルから設備投資4,200万ドルを差し引き、さらに以前発表した国際的知的財産権に関する紛争の解決に関連する支払い1億8,000万ドルを除いたものです。

現金、現金等価物および短期投資の合計は、2019年3月31日現在で9億6,300万ドルでした。負債合計は5億9,400万ドルとなりました。

今後の見通し

全体では、2019年度のエドワーズ売上高見込みは39億~43億ドルで変更ありません。さらに2019年度通年の調整後一株当たり利益見込みを、5.05~5.30ドルから5.10~5.35ドルに上方修正します。

2019年度第2四半期については、総売上高を10.2~10.8億ドルの範囲、調整後一株当たり利益を1.27~1.37ドルと見込みます。

ムサレムは以下のように述べました。「今年初頭から現在までに起きた目覚ましい進展によって、集中的革新戦略および長期的展望に対する確信をより深めました。さらに多くの患者さんに恩恵をもたらす重要な治療法を追求してゆく中で、価値創造の一年となることを期待しています。多くの新技術を立ち上げること、製品ラインナップのすべてにわたって重要な成果を挙げることを期待しています。差別化された戦略とリーダーシップへの重点的な取り組みによって、価値の創造や、当社の製品を使用する患者さんへの便益の提供を続けることができると確信しています。」

お問い合わせ

メディア向け連絡先

Amy Hytowitz
(VP, Global Communications)

日本法人 広報部
03-6895-0301 (大代表)