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プレスリリース

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米国本社プレスリリース

この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。

英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。


8年間のデータにより、エドワーズ社のRESILIA心膜弁の長期耐久性が確認される

カイロ – 2025年4月18日 – エドワーズライフサイエンス(NYSE: EW)は本日、当社独自のRESILIA心膜の技術を用いた大動脈弁を留置した患者さんの長期成績が、RESILIA心膜以外の生体弁を留置した患者さんと比較して著しく改善したことを示す新たな8年間のデータを発表しました。

エドワーズは65年以上にわたり、人工心臓弁の技術革新におけるリーダーであり続けています。より耐久性の高い心臓弁を開発するため、エドワーズは20年以上前にRESILIA心膜の技術を開発しました。現在、RESILIA心膜は、INSPIRIS RESILIA大動脈弁、KONECT RESILIA大動脈弁コンデュイット、MITRIS RESILIA僧帽弁、SAPIEN 3 Ultra RESILIA経カテーテル大動脈弁など、エドワーズの幅広い外科および経カテーテルプラットフォームに使用されています。エドワーズのINSPIRIS RESILIAおよびSAPIEN 3 Ultra RESILIA弁は、実績のあるCarpentier-Edwards PERIMOUNTプラットフォームをベースとした、30年にわたる革新と専門知識の成果である広範かつ長期的な臨床エビデンスによって裏付けられています。

セントルイス・ワシントン大学のJohn M. Shoenberg心血管疾患講座長および心臓外科部長であり、本研究の筆頭著者である金子 剛士医師は次のように述べています。「これらの待望のデータは、外科用弁におけるRESILIA心膜の優れた耐久性を示す強固な臨床エビデンスとなります。再介入を減らし、ライフタイムマネジメントに役立つためには、このレベルの性能が不可欠です。」

Heart Valve Societyの年次総会で発表された947名の患者さんを対象としたこの研究は、RESILIA心膜と非RESILIA心膜の外科用大動脈弁の長期の傾向マッチング比較としては初となります。この試験におけるRESILIA心膜データは、8年間を通して有望な結果を示し、構造的弁劣化(SVD)の発生率が低く(RESILIA心膜群のSVD回避率99.3%に対し、非RESILIA心膜群では90.5%、p<0.0001)、SVDによる再手術の回避率が高い(RESILIA組織群の99.2%に対し、非RESILIA組織群では93.9%、p=0.0007)ことが示されました。

エドワーズのサージカル部門担当シニアバイスプレジデントのWayne Markowitzは次のように述べています。「これらのデータは、当社独自のRESILIA心膜が持つ長期的な耐久性、性能、そして患者さんにとっての大きなメリットを裏付ける数々の科学的エビデンスを、さらに強化するものです。」

現在までに、世界中で45万人以上の患者さんがRESILIA心膜を用いたエドワーズの外科用またはTAVI用の生体弁による治療を受けており、構造的心疾患治療における役割の拡大を反映しています。

エドワーズの経カテーテル大動脈弁部門およびサージカル部門担当コーポレートバイスプレジデント兼グループプレジデントのLarry Woodは、次のように述べています。「あらゆる年齢層の患者さんの寿命が伸び、より高いQOL(生活の質)が求められている今、ライフタイムマネジメントの重要性はかつてないほど高まっています。生体弁の技術におけるこの大きな進歩は、エドワーズが独自のイノベーションを開拓し、患者さんのアウトカムを改善することに尽力していることを示すものです。」

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メディア

Amy Meshulam (Hytowitz)
(VP, Global Communications)