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プレスリリース

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米国本社プレスリリース

この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。

英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。


米エドワーズライフサイエンス、第4四半期の業績を発表

カリフォルニア州アーバイン、2025年2月11日 - エドワーズライフサイエンス(NYSE:EW)は本日、2024年12月31日に終了した四半期および通期の業績を発表しました。

ハイライトと見通し

  • 第4四半期の売上高は予想を上回る9%増の13億9,000万ドル(注1)となり、全製品群で好調
  • 第4四半期のTAVI売上高は6%増加し、恒常通貨レートで5%増加(注2)
  • 第4四半期のTMTT売上高は88%増の1億500万ドル、エドワーズの成長へさらなる貢献
  • 第4四半期の0.581ドル、調整後2EPSは0.59ドル
  • 臨床診療を変える2つのFDA臨床試験、EARLY TAVRとTRISCEND IIの結果を発表
  • 2025年の恒常通貨レートベースの売上高成長率は8%~10%、調整後1株当たり利益2.40~2.50ドルを再確認
  • 無症候性TAVRの米国における適応承認は、引き続き2025年の中頃を期待
  • 2026年以降、構造的心疾患に対する治療の拡大が一層の貢献

CEOのベルナルド・ゾベキアンは次のように述べています。
「2024年はエドワーズにとって有意義な進歩の年であり、当社の1万6,000人の従業員が世界中の患者さんの命を救う構造的心疾患のイノベーションを推進しました。当社は、3つの重要な成長ドライバーを擁し、確固たる地位でこの一年を終えることができました。この3つの成長ドライバーとは、TAVI、僧帽弁と三尖弁、そして2つの新たな機会としての構造的心不全と大動脈弁閉鎖不全症です。2025年には、成長に寄与する多くの相互作用が組織全体で期待されます。戦略を進めるために私たちが行ってきた投資と行動は、これから先の継続的な高い業績につながっていきます。私たちの目の前にある、構造的心疾患の患者さんのケアを変革する素晴らしいチャンスに対して、明るい見通しをもっています。」

経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)
第4四半期において、TAVIの売上高は10億4,000万ドルで、前年同期比で6%増、恒常通貨レートで5%増となりました。2024年通期の世界全体の売上高は41億ドルで、6%成長しました。米国と米国以外の売上成長率は同程度でした。エドワーズの力強い競争力と価格設定は世界的に安定していました。
米国では、市場をリードするSAPIEN 3 Ultra RESILIAプラットフォームの業績に引き続き満足しています。
米国以外では、第4四半期に欧州でSAPIEN 3 Ultra RESILIA弁の導入が進んでおり、売上高の成長をけん引しました。このベスト・イン・クラスのプラットフォームが提供する患者アウトカムの優れた結果に満足しており、導入数の増加に伴い勢いが続いていくと期待しています。
無症候性重症ASの患者さんを対象とした初めてかつ最大のランダム化比較試験である、EARLY TAVR試験の結果が10月の年次TCT会議で発表されたことで、臨床エビデンスを進化させ、患者さんの適応を拡大するという当社のコミットメントが強く示されました。エドワーズは、EARLY TAVRが患者さんのケアを一変させる可能性を確信しており、無症候性重症ASの患者さんへの適応拡大に向けてFDAと緊密に協力を続け、今年の半ばまでの承認を期待しています。

経カテーテル僧帽弁・三尖弁治療(TMTT)
エドワーズ独自の僧帽弁および三尖弁の修復・置換技術ポートフォリオは、力強い成長を続けており、会社全体の業績への貢献も増しています。PASCAL修復システム、EVOQUE三尖弁置換システム、そして近日発売予定のSAPIEN M3僧帽弁置換システムは、さまざまな僧帽弁および三尖弁疾患をもつ多くの患者さんに最も広範囲にわたる治療選択肢を提供します。
第4四半期の売上高は1億500万ドルで、通期売上高は前年比78%増の3億5,200万ドルでした。PASCALとEVOQUEの売上が成長に大きく貢献しました。
PASCALは引き続き患者さんの治療における価値を実証しています。PASCALの差別化された機能は優れた臨床結果をもたらし、既存施設での導入増加、また新規施設での導入促進へと繋がっています。EVOQUEの製品発売は、米国と欧州で引き続き順調に進んでいます。エドワーズは、深い専門知識を有する現場チームへの投資を継続し、患者さんの優れたアウトカムを最優先とした、この治療法の上市に向けた規律あるアプローチに引き続き取り組んでいます。僧帽弁置換術では、2025年半ばまでにSAPIEN M3が欧州で承認されることを引き続き期待しています。

サージカル
第4四半期の継続事業からの売上高は2億4,400万ドルで、前年同期比で6%増加し、恒常通貨レートでは5%増加しました。これはエドワーズのプレミアム製品であるMITRIS、INSPIRIS、KONECTを含む、RESILIAポートフォリオの全世界での好調な採用によるものです。エドワーズは、複雑な手術や併用手術を含め、多くの患者さんへ外科的に最適な治療を提供し、世界全体で引き続き成長を見込んでいます。

その他の業績
第4四半期の売上総利益率は78.9%で、調整後は前年同期が80.2%であったのに対して79.0%でした。2025年度通期の調整後売上総利益率の見込みは、引き続き78%~79%です。
第4四半期の販売費および一般管理費は、前年同期の4億1,700万ドルに対し、4億9,200万ドルで、売上高の35.5%となりました。この支出の増加は、TMTTの現場チームの成長、クリティカルケア事業の売却に伴う移行費用、戦略的成長買収を反映しています。当社は2025年中、業務上の販管費支出をこの水準でほぼ横ばいに維持する計画であり、長期的には販管費比率の低下を見込んでいます。
研究開発費は前年比12%増の2億7,100万ドルで、売上高の19.6%に相当しました。この増加は主に、以前に発表した2024年に完了した買収による研究開発費が四半期を通して発生した結果です。2025年中も研究開発費をこの水準で維持し、売上高に占める研究開発費の割合は長期的には緩やかになると予想しています。
第4四半期の営業利益率は22.6%、調整後営業利益率は25.6%となり、当社の予想とほぼ一致しました。2025年の調整後営業利益率に関するエドワーズのガイダンスは、投資家会議で説明したように、27~28%を継続し、その後は年間営業利益率を拡大していきます。エドワーズの調整後1株当たり利益は0.59ドルで、好調な売上高に牽引されました。2024年12月31日現在の現金および現金同等物は約30億ドルでした。負債総額は約6億ドルでした。

今後の見通し
エドワーズ全社および製品グループの年間売上成長ガイダンスと利益ガイダンスに変更はありません。2025年第1四半期の売上高は13億5,000万ドルから14億3,000万ドル、1株当たり利益を0.58ドルから0.64ドルと予想しています。

[1] 報告された売上高および1株当たり利益は継続事業からのものです。
[2] 当社は、継続事業からの非GAAP売上高および売上高成長情報を指す際に、それぞれ「調整後」および「恒常通貨レート」という用語を使用します。これらは為替レートの変動を除外しています。継続事業からの調整後1株当たり利益は、希薄化ベースで計算された非GAAP項目であり、このプレスリリースでは、知的財産契約および特定の訴訟費用、無形資産の償却、買収に伴う偶発対価負債の公正価値調整、再編費用、買収時に保有していた持分の再評価による利益、買収に伴う契約終了費用、分離費用、およびエドワーズライフサイエンス財団への慈善寄付を除外しています。

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メディア

Amy Hytowitz
(VP, Global Communications)