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プレスリリース

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米国本社プレスリリース

この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。

英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。


SAPIEN 3 Ultra RESILIA生体弁の優れた1年成績が、リアルワールドデータで示された

2024年11月25日 - エドワーズライフサイエンスは本日、SAPIEN 3 Ultra RESILIA 生体弁の優れたバルブパフォーマンスを示す1年成績を発表しました。このデータは PCR London Valves 2024 で発表され、同時に Journal of the American College of Cardiology (JACC): Cardiovascular Interventions に掲載されました。

STS/ACC TVT レジストリ1に登録された9,000 人以上の患者データを傾向スコアマッチング後に解析した結果、最新デバイスであるSAPIEN 3 Ultra RESILIAは、従来品である SAPIEN 3および SAPIEN 3 Ultraと比較して、優れた1年成績を示しました。 SAPIEN 3 Ultra RESILIAを留置した患者群では、対象群と比較して低い死亡率および再介入率に加え、有効弁口面積や残存圧較差などの血行動態の指標も良好で、さらに84.4%の患者さんに弁周囲逆流が見られないなど、素晴らしいバルブパフォーマンスが報告されました。

エドワーズライフサイエンスの経カテーテル大動脈弁部門およびサージカル部門担当コーポレートバイスプレジデント兼グループプレジデントのLarry Woodは次のように述べています。「これらのリアルワールドデータは、SAPIENシリーズの生体弁を留置された患者さんにおいて優れたアウトカムを示しただけにとどまらず、QOL(生活の質)の向上を認めました。今回のデータは、SAPIENプラットフォームの膨大なエビデンスおよび RESILIA心膜の 10 年を超える臨床経験に加え、SAPIEN 3 Ultra RESILIAの臨床的価値を裏付けるデータとして追加されます。」

 SAPIEN 3 Ultra RESILIAを留置した患者さんは、平均STSスコアが3.6、平均年齢が77歳で、入院期間が 1 日短縮され、KCCQ2スコアが有意差をもって平均31ポイント上昇しただけでなく、93% の患者さんが自宅退院するなど、意義のあるQOLの向上が認められました。

Gilbert Tang医師(Mount Sinai Health System構造心臓プログラム外科・学術ディレクターおよびIcahn School of Medicine心臓血管外科教授兼イノベーション副委員長)は次のように述べています。「これは、SAPIEN 3 Ultra RESILIA生体弁が、軽度以上の弁周囲逆流を低減し、TAVI後の1年生存率を従来の生体弁よりも向上させたことを示す初の大規模集団研究です。この結果は、外科手術リスクが低く、余命の長い患者さんに特に恩恵をもたらすのではと考えています。」

 Tang医師はエドワーズライフサイエンスのコンサルタントです。

 1 STS/ACC TVT レジストリは、胸部外科学会 (STS) と米国心臓病学会 (ACC) の共同プロジェクトです。

2 カンザスシティ心筋症質問票 (KCCQ) は、心不全が患者の生活の質、症状、身体機能に与える影響を測定する 23 項目の調査です。

お問い合わせ

メディア向け連絡先

Amy Hytowitz
(VP, Global Communications)

日本法人 広報部
03-6895-0301 (大代表)