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プレスリリース

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米国本社プレスリリース

この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。

英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。


米エドワーズライフサイエンス、第3四半期の業績を発表

カリフォルニア州アーバイン、2024年10月24日 - エドワーズライフサイエンス(NYSE:EW)は本日、2024年9月30日に終了した四半期の業績を発表しました。

ハイライトと見通し

  • 第3四半期の売上高は報告ベースで9%増加し、恒常為替レートでは10%増加
  • 第3四半期のTAVI売上高は6%増加し、恒常為替レートで7%増加
  • 第3四半期のTMTT売上高は73%増加し、PASCALとEVOQUEの製品ローンチが順調に進行
  • 第3四半期のEPSは5.13ドル、調整後EPSは0.67ドル
  • クリティカルケア事業の売却は2024年第3四半期に完了し、多額の一時所得を計上
  • 翌週に開催されるTCTにて、TAVIおよびTMTTの重要な臨床的エビデンスを発表予定
  • PASCAL三尖弁のCLASP II TR試験の登録を完了
  • Edwards J-Valve ARシステムによるJOURNEYピボタル試験の初回インプラントを実施
  • 2024年の年間売上高は全社、TAVI、TMTT、およびサージカル領域でガイダンス内であることを再確認

CEOのベルナルド・ゾベキアンは次のように述べています。

「第3四半期には、クリティカルケア事業の売却と、より多くの患者さんに影響を与え、エドワーズの持続可能な成長を位置づけるプラットフォームへの投資を通じて、構造的心疾患へ焦点を定める重要な行動を取りました。第3四半期に継続している事業での売上高の10%の成長は、TAVIおよび急速に成長しているTMTT製品グループの強力な貢献を反映しています。継続事業の業績は、当社のガイダンス予想をわずかに上回りました。今後に向けて、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、僧帽弁および三尖弁の疾患、構造的心不全に苦しむ患者さんのニーズを満たすための機会拡大を見出しています。」

経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)

第3四半期において、TAVIの売上高が10億ドルに達し、6%の成長を記録しました。エドワーズの強力な競争力と価格設定は世界的に安定していました。

米国では、前年同期比でTAVI売上高成長率は、グローバルのTAVI恒常通貨成長率と一致していました。米国全体でハートチームのキャパシティ上の制約を病院や臨床医が認識し、多くの病院が患者さんを管理する将来のワークフローのニーズに対応するための追加投資を検討しています。ヨーロッパでは、当社のSAPIEN 3 Ultra RESILIA弁の導入が進んでおり、患者アウトカムの優れた結果に満足しています。さらに、エドワーズは先天性心疾患の患者さん向けのAlterraシステムのCEマーク認証を取得しました。これにより若年の患者さんのQOL(生活の質)が向上し、生涯にわたって必要とされる手術の回数が減少すると確信しています。

翌週のTCTでは、臨床医に向けてEARLY TAVR試験の結果を発表します。この試験は、無症候性重症ASの患者さんを対象とした初めてかつ最大のランダム化比較試験であり、TAVIによる早期介入の影響を研究しています。

経カテーテル的僧帽弁および三尖弁治療(TMTT)

エドワーズ独自の革新技術、PASCAL修復システム、EVOQUE三尖弁置換システム、SAPIEN M3僧帽弁置換システムなどのパイプラインによる幅広い治療オプションを提供しています。僧帽弁および三尖弁の修復と置換のための複数の画期的な治療法に投資し、製品化することに当社はコミットしています。

PASCALシステムと、米国およびヨーロッパでのEVOQUEシステムの継続的な導入により、第3四半期の売上高は9100万ドルとなりました。差別化されたPASCAL技術の採用は、世界中の新規および既存の施設で拡大しています。器質性僧帽弁閉鎖不全症の患者さんを対象としたCLASP IIDピボタル試験の2年間の結果は、翌週のTCTで発表されます。エドワーズはまた、PASCALシステムで治療された三尖弁閉鎖不全症の患者さんを至適薬物療法のみとランダム化比較した、CLASP II TR試験の登録完了を発表しました。

EVOQUEの発売は順調に進んでおり、米国およびヨーロッパの新規施設でのアクティベーションを成功裏に実施しています。この治療法に対する臨床医の強い関心は、未だ満たされていない大きな患者さんのニーズがあることを強く示しています。TRISCEND IIピボタル試験における、400人の患者コホート全体における1年目の結果は、翌週のTCTでのlate-breaking clinical trialセッションで発表される予定です。

サージカル

第3四半期の継続事業からの売上高は2億4,000万ドルで、前年同期比で5%増加しました。この成長は、特にサージカル領域におけるプレミアム製品であるINSPIRIS、MITRIS、およびKONECTデバイスなどの強力な世界的採用にけん引されました。複雑な手術を含め、多くの患者さんへ外科的に最適な治療を提供するために、世界全体で引き続き成長を見込んでいます。

その他の業績

 当四半期の調整後売上総利益率は前年同期79.9%に対し80.7%と増加しました。第4四半期の売上総利益率が年間ガイダンス範囲の上限である76%から78%となることを期待しています。

第3四半期の販売費および一般管理費は4億2,100万ドルで、売上高の31.1%に相当し、前年の3億8,200万ドルと比較して増加しました。この増加は、PASCALおよびEVOQUEシステムの立ち上げと展開を含む、経カテーテル治療の成長を支援するための現場人員の拡大が主要因です。

第3四半期の研究開発費は4%増加して2億5,300万ドルとなり、売上高の18.7%に相当しました。この増加は主に、経カテーテル弁の革新に対する継続的な投資、特に臨床試験活動の増加によるものです。

エドワーズの調整後1株当たり利益は0.67ドルで、7月に提供された第3四半期のガイダンス予想をわずかに上回りました。

現金および現金同等物は2024年9月30日時点で約35億ドルでした。総負債は約6億ドルでした。第3四半期中に、加速株式自社株買いプログラムと事前に設定された取引計画の組み合わせにより、10億ドルの株式を買い戻しました。エドワーズは現在、現行の株式買戻し認可の下で、フリーキャッシュフローが約14億ドルあります。

今後の見通し

エドワーズの年間売上成長ガイダンスは8%から10%で変わらず、3つの製品グループのガイダンスも変わりません。エドワーズは、第4四半期の売上高を13億3,000万ドルから13億9,000万ドル、1株当たり利益を0.53ドルから0.57ドルと予想しています。

お問い合わせ

メディア向け連絡先

Amy Hytowitz
(VP, Global Communications)

日本法人 広報部
03-6895-0301 (大代表)