プレスリリース
米国本社プレスリリース
この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。
英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。
エドワーズライフサイエンス、JenaValveとEndotronixの買収により、構造的心疾患治療ポートフォリオを拡大
2024年7月24日、カリフォルニア州アーバイン - エドワーズライフサイエンス(NYSE: EW)は、構造的心疾患への治療革新により患者さんへのケアを向上させ、いまだ満たされていない大きな患者さんのニーズに対応し、持続可能な長期的な成長を支援することに深いコミットメントを反映させた投資を発表しました。
エドワーズは、大動脈弁逆流(AR)に関する経カテーテル治療の先駆者であるJenaValve Technologyの買収に合意しました。ARは致命的な疾患で、多くの患者さんが存在しかつ患者数が増加しているにもかかわらず、十分に治療されていない疾患です。
JenaValveは、昨年後半、高リスク症例における症候性重度AR治療のための米国での主試験において肯定的な結果を発表しました。心臓弁の革新におけるパイオニアとして60年以上の歴史を持つエドワーズは、大動脈弁疾患治療の次の開拓分野をリードする上で独自の強みをもつと信じています。エドワーズは、2025年後半にJenaValve Trilogy Heart Valve SystemのFDA承認を予定しており、初の承認されるARの治療法として期待されています。
また、2016年に行われた投資を基盤に、エドワーズは心不全(HF)管理ソリューションのリーダーであるEndotronixの取得オプションを行使しました。エドワーズが現在技術を提供している構造的心疾患の患者さんには限られた治療選択肢しかなく、多くの人が心不全に苦しんでいます。この買収により、エドワーズの構造的心疾患の治療ポートフォリオが、心不全の患者さんのいまだ満たされていない大きなニーズに対応するための新しい治療領域にまで拡大されます。先月、Endotronixは、早期の治療介入を可能にする、標的化されたインプラント可能な肺動脈圧センサー「Cordella」に対するFDA承認を受けました。CMSの公的医療保険の決定は2025年初頭に予定されています。
エドワーズのCEOであるベルナルド・ゾビギアンは以下のように述べています。「今回の買収により、世界中の大動脈弁逆流と心不全の患者さんの満たされていないニーズに対応する機会が拡大します。エドワーズには、革新的かつ世界レベルの科学及び臨床的エビデンスがあります。これらの構造的心疾患の治療領域に参入し、世界中の患者さんの命を救う技術を提供できることを嬉しく思っています。」
エドワーズは、今回の投資により、構造的心疾患の治療革新におけるリーダーシップが強化され、長期的な成長の機会が生まれると期待しています。エドワーズは、2025年にこれらの買収からの収益貢献は最小限になると予想しています。この戦略的投資の総額は約12億ドルです。買収は、独占禁止法及び外国投資の承認の取得など、一定の取引完了条件を満たすことを条件としています。
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