プレスリリース
米国本社プレスリリース
この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。
英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。
エドワーズライフサイエンス、クリティカルケアをBDに売却 エドワーズ社の構造的心疾患のイノベーションを推進する戦略を強化
カリフォルニア州アーバイン、2024年6月3日-エドワーズライフサイエンス(NYSE: EW)は本日、クリティカルケア製品群をBD(ベクトン・ディッキンソン・アンド・カンパニー)(NYSE: BDX)に売却する最終契約を締結したと発表しました。この合意により、エドワーズは以前発表したクリティカルケアのスピンオフのための活動を取りやめます。
エドワーズは税引き後の現金収入を戦略的成長の投資に充てます。今回の売却により、エドワーズはバランスシートの柔軟性を高め、大動脈弁、僧帽弁、三尖弁、肺動脈弁の疾患を持つ患者さん向けの技術や、心不全インターベンションの新たな治療領域への規律ある投資を行うことが可能となります。エドワーズの目標は、サージカル、TAVI、そして経カテーテル的僧帽弁および三尖弁のイノベーションについて、画期的な技術、適応の拡大、世界レベルのエビデンスを追求することにより、最も包括的な構造的心疾患治療のためのポートフォリオを構築し、世界中のより多くの患者さんを支援することにあります。
ベルナルド・ゾビギアン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「エドワーズがクリティカルケア部門を分離した根本的な理由は、構造的心疾患を中心とした戦略の追求に焦点を絞るという点で変わりません。私たちの目標は、差別化された革新的な技術によって、未だ満たされていない大きな患者さんのニーズに応えるとともに、グローバルなリーダーシップを拡大し、持続可能な成長を実現し、株主価値を高めることです。クリティカルケアはエドワーズにとって多大な貢献をした事業であり、イノベーションの先駆者としての長い歴史を持っています。今回の決定は、エドワーズ、クリティカルケアとBDを強化し、両社が患者さんにさらに大きな価値を提供する道を開くと確信しています。」
クリティカルケア部門はカリフォルニア州アーバインで運営され、現在エドワーズのクリティカルケア部門担当コーポレートバイスプレジデントであるケイティ・ザイマンがリードします。
この取引は、必要な独占禁止法および外国投資の承認の取得など、一定の取引完了条件の充足または免除を条件として、2024年末までに完了する予定です。予定通り完了した場合、2024年の調整後1株当たり利益(EPS)への影響は軽微です。その他の契約条件は公表されていません。
ゴールドマン・サックス証券LLCおよびMorgan Stanley & Co.LLCが財務アドバイザーを、Skadden Arpsが法務顧問を務めました。
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