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プレスリリース

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米国本社プレスリリース

この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が日に発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。

英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。


米エドワーズライフサイエンス、第1四半期の業績を発表

カリフォルニア州アーバイン、2024年4月25日 -エドワーズライフサイエンス(NYSE: EW)は本日、2024年3月31日に終了した四半期の業績を発表しました。

ハイライトと見通し
- 第1四半期の売上高は報告ベース、恒常通貨レートで10%増の16億ドル
- 第1四半期のTAVIの売上高は6%増、恒常通貨レートでの売上高は請求日数調整後で8%増
- 第1四半期のTMTTの売上高は75%増
- 第1四半期のEPSは0.58ドル、調整後EPSは0.66ドル
- 2024年の売上高ガイダンスを従来の8~10%レンジの上限まで引き上げ
- 2024年通年のTMTTとサージカルの売上高ガイダンスを引き上げ、TAVIガイダンスに自信
- クリティカルケアのスピンオフは順調、2024年の売上高ガイダンスを引き上げ

ベルナルド・ゾヴィギアン最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「大動脈、僧帽弁および三尖弁疾患の影響を受ける患者さんの、大きな、そして増えゆくニーズに対応するため、当社の経カテーテル技術全体への戦略的な投資を行った結果、エドワーズはリーダーシップを拡大し、持続可能な成長を実現できる体制を整えています。当社の革新的な治療により多くの患者さんが治療を受け、売上高10%増となった第1四半期の会社全体の業績に満足しています。この好調なスタートは、2024年の売上高ガイダンスの引き上げを後押しするものです。2024年以降も、構造的心疾患の患者さんの大きなアンメット・ニーズに対応するための新たな適応、差別化された技術、戦略的な隣接領域への展開に牽引されるエドワーズのイノベーション戦略に引き続き自信を持っています。」

経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)
当四半期のTAVIの売上高は10億ドルで、6%増、恒常通貨ベースの請求日数調整後では8%増となりました。米国と日本での成長が業績を牽引し、エドワーズの世界的な競争力と販売価格はともに安定していました。手術件数は四半期が進むにつれて増加しました。当社は、下期の前年同期比の成長率は第1四半期および第2四半期を上回ると見込んでいます。
エドワーズは、米国と日本で主要なプラットフォームであるSAPIEN 3 Ultra RESILIAの業績に引き続き満足しており、第2四半期の欧州での発売に期待しています。
エドワーズは、差別化されたTAVI技術の開発、質の高い臨床エビデンスを通じた患者さんのケア向上への深いコミットメント、患者さんのアクティベーションのための投資により、将来にわたって健全かつ持続可能なTAVIの成長を遂げる体制を整えています。EARLY TAVRとPROGRESS試験を通じて大動脈弁狭窄症の治療に関するエドワーズの画期的な研究が、AS患者の治療方法を根本的に変える可能性があることも重要視しています。

経カテーテル的僧帽弁および三尖弁治療(TMTT)
第1四半期には、僧帽弁および三尖弁患者のための修復および置換技術の両方からなる独自の広範なポートフォリオ戦略において、当社はしっかりとした勢いを示しました。PASCAL修復システム、EVOQUE三尖弁置換システム、SAPIEN M3僧帽弁置換システムなど、重要な治療法の進展において大きく前進しました。
第1四半期の売上高は7,300万ドルで、PASCALの採用拡大および新規施設のアクティベーションに牽引され、米国および欧州におけるTEER市場の継続的な2桁成長に支えられました。
2月にEVOQUEは三尖弁閉鎖不全患者の治療において米国FDAの承認を受けた初の経カテーテル治療となりました。この弁置換テクノロジーにより、当社は独自技術による三尖弁閉鎖不全の解消、患者さんのQOLの大幅な改善、全死因死亡率および心不全入院の良好な傾向を確認しています。

サージカルおよびクリティカルケア
当四半期のサージカル部門の売上高は2億6,600万ドルで、7%増恒常通貨ベースでは8%増でした。エドワーズのサージカル領域におけるプレミアム製品であるINSPIRIS、MITRIS、KONECTの世界的な普及が成長を牽引しました。当社は、複雑な手技を必要とする患者さんを含め、外科的治療が最適と判断される多くの患者さんに対する治療が世界的に引き続き伸びると見ています。当社は今後もRESILIA技術のエビデンスを拡大し、MOMENTIS試験の米国およびカナダでの登録が、従来の予想より1年早い2024年第2四半期に完了することを見込んでいます。同試験は、欧州と中南米で新たな施設に拡大し、世界的な登録は2025年まで継続する予定です。
当四半期のクリティカルケア部門の売上高は2億5,100万ドルで、全製品の貢献により13%増、恒常通貨ベースでは14%増となりました。Acumen IQセンサを含むエドワーズのスマートリカバリー製品が成長を牽引しました。また、ICUで使用されるスワンガンツカテーテルや血圧モニタリング製品への強い需要もありました。年末までにクリティカルケアをスピンオフするための準備が進行しています。

その他の業績
当四半期の調整後売上総利益率は前年同期77.5%に対し76.0%でした。この昨対比の減少は、前年同期における外国為替によるより有利な影響によるものです。
第1四半期の販売費および一般管理費は、前年同期の4億3,600万ドルに対し、4億9,000万ドルで売上高の30.6%となりました。この増加は、会社の成長戦略を支える経カテーテル分野の人材への投資によるものです。第1四半期の研究開発費は、前年同期の2億6,100万ドルに対し、2億8,500万ドルとなり、売上高の17.8%でした。この増加は、臨床試験活動を含む経カテーテル弁の技術革新への継続的な投資によるものです。
2024年3月31日現在の現金、現金同等物および短期投資の総額は17億ドルです。負債総額は約6億ドルで、調整後のフリーキャッシュフローは2億600万ドルでした。

今後の見通し
第1四半期の業績が好調であったことから、2024年通期の売上高成長率は事前ガイダンスの上限である8~10%、63~66億ドルになると予想しています。TAVIの売上高成長率は恒常通貨ベースで8~10%になると引き続き確信しています。サージカルの通年売上は6~8%増、クリティカルケアの通年売上は8~10%増を見込んでおり、当初の1桁台半ばの成長見込みから引き上げました。TMTTの通期売上高は、2億8,000万ドルから3億2,000万ドルの範囲の上限であった前回ガイダンスに対し、3億2,000万ドルから3億4,000万ドルの範囲となる見込みです。
2024年通期の調整後1株当たり利益は2.70~2.80ドルのガイダンスを維持します。
2024年第2四半期の総売上高は16億2,000万ドルから17億ドル、調整後EPSは0.67ドルから0.71ドルと予想しています。

お問い合わせ

メディア向け連絡先

Amy Hytowitz
(VP, Global Communications)

日本法人 広報部
03-6895-0301 (大代表)