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プレスリリース

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米国本社プレスリリース

この資料の原文は、米国エドワーズライフサイエンス社が発表した英語の報道資料です。以下の翻訳は、日本の報道機関向けに参考として提供するものです。本資料の内容・解釈については、英語版の原文を参照してください。また、文中には日本では未承認、または適応外使用となる製品についての記述が含まれることがあります。

英語版は http://www.edwards.com/newsroom/press-releases からご覧ください。


米エドワーズライフサイエンス、第4四半期の業績を発表

カリフォルニア州アーバイン、2024年2月6日 -エドワーズライフサイエンス(NYSE: EW)は本日、2023年12月31日に終了した四半期の業績を発表しました。

ハイライトと見通し
- 第4四半期の売上高は14%増の15億3,000万ドル、恒常通貨レートによる売上高は13%増
- 第4四半期のTAVIの売上高は13%増、恒常通貨レートでは12%増
- 第4四半期のEPSは0.61ドル、調整後EPSは0.64ドル
- 2023年の売上高は60億ドルで12%増、EPSは2.30ドル、調整後EPSは2.51ドル
- 中等度の大動脈弁狭窄症の患者さんを対象としたPROGRESS主要臨床試験の登録が早期に完了
- EVOQUEがFDAの承認を早期に取得、欧州でのローンチが進行中
- 4億ドルの加速型自社株買い(ASR)を第4四半期に実施、2023年は計8億6700万ドルの自社株を取得
- 2024年通期のガイダンスは、恒常通貨レートで売上高成長率8~10%

ベルナルド・ゾビギアン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「2023 年に、私たちのチームは患者さんのための革新的な治療法を進化させるとともに、強固な財務実績を達成することで大きな進歩を遂げました。通年の売上高は、 4 つの製品グループ全体で目覚ましく成長し、12% 増加しました。革新的な治療法の幅広いポートフォリオにより、力 強い勢いをもって、この一年を終えました。2024年は、構造的心疾患に対する革新の新時代を迎える中で、複数の革新的な技術を世界中で発売し、重要な臨床試験を推し進めていくことを期待しています。これらの画期的な進歩は、患者さんの未だ満たされていない大きなニーズに沿ったものであり、2025年以降の当社の成長を加速していくことに自信をもっています。」

2023年通期の業績
2023年12月31日に終了した年度の売上高は60億ドルで、報告通貨および恒常通貨レートともに、前年比12%増となりました。2023年の希薄化後1株当たり利益は2.30ドル、調整後1株当たり利益は2.51ドルでした。

経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)
当四半期のTAVIの売上高は9億7,900万ドルで、前年同期比13%増、恒常通貨ベースでは12%増となりました。 米国、欧州、日本における恒常通貨ベースでの2 桁成長が業績を牽引しました。当社の競争力は世界的に安定しており、現地での販売価格も安定していました。米国では、サピエン 3 Ultra RESILIA プラットフォームの継続的な拡大と採用に引き続き満足しています。この技術は、生体組織のテクノロジーと耐久性におけるエドワーズのリーダーシップに基づき、進化した組織研究と業界をリードするサピエン3 Ultraバルブを組み合わせることにより、米国の患者さんに現在唯一のドライストレージの経カテーテル心臓弁を提供しています。当社は、高まってきているペイシェント・アクティベーション(健康管理への患者さんの積極的な関与)、大動脈弁狭窄症の患者さんの耐用年数管理を提供するプラットフォーム、RESILIA心膜などの新技術の進歩、また適応拡大や世界的な治療数の増加により、TAVIの未来が引き続き強固なものであると確信しています。
今後に向けて、最近発表された サピエン 3 Ultra RESILIA プラットフォームの CE マーク取得を受けて、ヨーロッパでの着実な立ち上げを計画しています。 TAVI 治療の米国外での普及率は依然として非常に低いことから、当社は長期的には優れた成長の機会を引き続き期待しています。

経カテーテル僧帽弁・三尖弁治療(TMTT)
当社は第 4 四半期も患者さんのための重要な長期的機会を開拓するため、価値推進要因への注力を続けました。それらは、差別化された治療法のポートフォリオ、承認と採用を裏付けるポジティブな臨床試験結果、そしてリアルワールドでの良好な臨床アウトカムです。
臨床試験と実際の臨床経験から得た深い学習に基づいて、僧帽弁と三尖弁の患者さんを治療するための修復および置換治療法を提供するために、エドワーズは先進的な経カテーテル技術に関する戦略的ポートフォリオを慎重に構築してきました。直近では、EVOQUE システムが、三尖弁逆流の治療に対する米国 FDA の承認を受けた最初の経カテーテル治療となりました。この素晴らしい開発により、米国の幅広い患者さんが、生活の質を大幅に改善する可能性があるだけではなく、全死因死亡率、再介入率、および心不全入院率において、好ましい臨床傾向を示している画期的な治療の選択肢にアクセスできるようになります。
第4四半期は、売上高は5,600万ドルで、PASCAL Precisionシステムの採用が加速したこと、欧米でより多くの施設のアクティベーションが進んだこと、経カテーテルEdge-to-Edge修復治療が全体的に伸びたことが要因でした。通年の世界全体の売上高は1億9800万ドルで、恒常通貨レートによる前年対比は65%増でした。
エドワーズは、承認された唯一の経カテーテルの僧帽弁および三尖弁技術のポートフォリオで、転換点を迎えつつあります。生命を脅かすこれらの疾患をもつ患者さんに向けて、差別化された治療ポートフォリオを提供することに引き続き取り組み、この戦略がエドワーズをリーダーとして適切な位置に配置すると信じています。

サージカルおよびクリティカルケア
当四半期のサージカル部門の売上高は2億4,800万ドルで、11%の増加、恒常通貨ベースでは10%の増加となりました。 この成長は、エドワーズのプレミアム製品であるRESILIAの全世界での好調な採用と、全体的な治療件数の増加によるものです。当社は、若い患者さんや複雑な併用治療を必要とする患者さんなど、外科的治療が最適な患者さんに継続的に採用され、世界中でRESILIA心膜ポートフォリオに確固たる勢いを示し続けています。
クリティカルケア部門の売上高は2億5,000万ドルで、報告通貨および恒常通貨ベースともに11%の増加となりました。売上高の成長は、低血圧予測アルゴリズムを搭載した Acumen IQセンサの好調な採用と、HemoSphereプラットフォーム、 Smart Recovery技術に牽引され、すべての製品ラインと主要地域からの貢献によってもたらされました。

その他の業績
当四半期の調整後売上総利益率は、前年同期の81.0%に対し76.8%でした。この前年同期比 の減少は、外国為替による影響によるものです。昨年のエドワーズの売上総利益率は、外国為替による異例のプラスの影響による上昇がありました。
第4四半期の販売費および一般管理費は、前年同期の4億1,100万ドルに対し、4億8,000万ドルで、売上高の31.3%となりました。 この増加は、会社の成長戦略とペイシェント・アクティベーション活動を支える経カテーテル分野における人材への投資によるものです。
第 4 四半期の研究開発費は前年比 16% 増の 2 億 7,000 万ドルとなり、売上高の 17.6%に達しました。この増加は主に、臨床試験活動の増加など、経カテーテル弁の革新への継続的な投資の結果でした。
第4四半期のフリーキャッシュフローは4,800万ドルで、営業活動によるキャッシュフロー1億3,600万ドルから資本支出8,800万ドルを差し引いたものです。調整後の通期フリーキャッシュフローは9億4,300万ドルでした。
2023 年 12 月 31 日現在の現金、現金同等物および短期投資の合計は 16 億ドルでした。負債総額は約 6 億ドルでした。第 4 四半期に、当社は事前に設定した取引計画と自社株買いプログラムの促進により、4 億 4,400 万ドルの株式を買い戻しました。2023 年は、合計 8 億6,700 万ドルの株式を買い戻しました。エドワーズには現在、自己株式取得の承認済みの約10 億ドルが残っています。

今後の見通し
当社は、2023年12月の投資家会議ですべての製品グループに対して提供した売上ガイダンスに自信をもっています。さらに、米国でのEVOQUEの承認が予想よりも早くなった結果、経営陣は現在、2024年通年のTMTT売上高が従来のガイダンス範囲である2億8,000万ドルから3億2,000万ドルの上限になると予想しています。 2024年通年の売上高は8~10%増加し、63億~66億ドルになると見込んでいます。また、2024年通年の調整後1株利益が2.70~ 2.80ドルになると引き続き予想しています。
2024年第1四半期の総売上高は15億3000万ドルから16億1000万ドル、調整後EPSは0.62ドルから0.66ドルになると予想しています。

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メディア向け連絡先

Amy Hytowitz
(VP, Global Communications)

日本法人 広報部
03-6895-0301 (大代表)