プレスリリース

成功の実績が信頼を築き、構造的心疾患の患者さんの治療格差を縮める

カリフォルニア州アリソ・ヴィエホ – 2021年2月10日 – 直観的操作が可能なデジタル医療プラットフォーム、人工知能（AI）を活用した独自の分析技術（アナリティクス）、そして深い臨床専門知識を特色とするデジタルヘルスケア企業、egnite社が本日設立されました。同社はこれらの特色を活かして実用的な洞察や知見を生み出し、構造的心疾患の患者さんの治療改善を目指します。

egnite社の主力ソリューションであるCardioCareは、エドワーズライフサイエンス社で開発されたもので、過去6年間に数々の重要なイノベーション目標と商業的成功を達成してきました。そして今、デジタル技術の開発とデータサイエンスの応用を、集中的、迅速かつ身軽に行えるようにするために、独立した会社としてegnite社が設立されました。

egnite社には、最高経営責任者（CEO）のジョエル・ポーティス氏、事業成長担当最高責任者のマーサ・ソーン氏を筆頭に、データ分析とデジタル医療技術の分野で豊富な経験を持つ常勤の経営陣が在籍しています。

ポーティス氏は次のように述べています。「私たちは、自社が持つ高度な技術とビッグデータを活用して、構造的心疾患の患者さんの過少治療という重要な問題解決に取り組む特別な機会を与えられました。将来の医療エコシステムは、患者さんの身体を360度全方向から画像に表示し、その画像を有効活用する精密医療が中心になっていくでしょう。私たちが描いているビジョンは、データ、テクノロジー、患者さん、臨床専門知識が交差する地点でデジタル変革を巻き起こし、それが医療費の軽減と患者さんのアウトカムの改善につながっていくという、進化した医療の姿を生み出すことです。」

エドワーズ社は、多額の投資と取締役会への参加を通じて、今後もegnite社の成功に向けた尽力を続けていく予定です。このほかに、デジタル医療に特化した投資とベンチャー育成事業に従事するAbundant Venture Partners社も戦略パートナーとなり、egnite社の取締役会に参加する予定です。

CardioCareプログラムは、構造的心疾患のデータ分析と臨床プロセス改善の分野における最先端のソリューションです。診断のばらつきを減らし、より多くの患者さんが適切な治療を受けられるようにすることに重点を置いています。CardioCareプログラムは、米国各地の50件以上の医療機関や医療システムと提携しており、最近、同社のクラウドデータベース内で100万件以上の心エコー図を処理するというマイルストーンを達成しました。この独自のエコー図データベースは、医療システムを支える洞察や知見の基盤という役割を果たし、患者治療の水準向上に貢献します。業界の先端を行く本プログラムの人工知能は、機械学習のアルゴリズムを応用してエコーレポートの大規模解釈を実行し、構造的心疾患の過少治療という現状を明らかにします。

エドワーズライフサイエンス社のストラテジー＆コーポレートデベロップメント担当コーポレートバイスプレジデントのドナルド・E・ボボ・ジュニア氏は次のように述べています。「デジタル医療の発展加速に伴って、構造的心疾患の診断と治療を大幅に改善できるツールが、患者さんや医師、医療システムに届けられ、私たちの顧客がより質の高い差別化された治療を行える状況になった、と実感しています。CardioCareの効果によって、構造的心疾患用の医療プログラムが強化され、患者さんの体験に有意義な改善が見られるようになったと私たちは考えています。egnite社が独立した企業として、患者さんへのこうした好ましい影響をより一層促進していく機会を私たちは大いに楽しみにしています。」

egnite社について
egnite社は、直観的操作が可能なデジタル医療プラットフォーム、人工知能（AI）を活用した独自の分析技術（アナリティクス）、深い臨床専門知識を特色とするデジタルヘルスケア企業です。同社はこれらの特色を活かして実用的な洞察や知見を生み出し、構造的心疾患の患者さんの治療改善を目指します。egnite社の理念は、構造的心疾患の患者さんの治療水準向上を支援する統合ソリューションの提供を通じて、細分化された医療システムの世界に変革を巻き起こすことです。同社はカリフォルニア州アリソ・ヴィエホに本社を置いています。詳細は、www.egnitehealth.comをご覧ください。