プレスリリース

カリフォルニア州アーバイン、2019年6月3日―構造的心疾患とクリティカルケアモニタリングに関する患者さんのためのイノベーションを世界的にリードするエドワーズライフサイエンス社（NYSE：EW）は本日、TRCキャピタル社よりエドワーズ社の株式を最大100万株、すなわちオファー日における発行済み普通株式の約0.48%を買い付けるとの一方的な「ミニ株式公開買付オファー」通告を受けたと発表しました。当社はこの一方的なオファーを支持するものではなく、株主にはこの申し入れに対して何も返答しないか、もし受諾の返答をしている場合はそれを撤回することにより、オファーを拒否することを推奨します。

エドワーズ社は、TRCキャピタルにも、本ミニ株式公開買付にも、オファー書類にも一切関与および連携していません。米国証券取引委員会はこのようなオファーに関し、投資家へ警告を発しています。
TRCキャピタルのオファー価格は162.38ドルで固定されており、これはエドワーズ株式の本日の終値を下回っています。当社は株主に、このオファーに関する判断に先立って持株の最新相場情報の入手や、オファー条件のチェック、また証券会社やフィナンシャルアドバイザーと相談するよう呼びかけています。
オファーを受諾し、すでにTRCキャピタルに株式を提出した場合は、TRCキャピタルのオファー書類に記載された方法でその撤回を検討してください。撤回はオファー期間が満了する米国東部時間2019年6月25日午前12時01分より前に行う必要があります。

TRCは多くの企業の株式について、このようなミニ公開買付を実施してきました。米国証券取引委員会はそれらのオファーについて以下のように警告しています。
「ミニ株式公開買付実施者の中には、市場価格より低い価格を提示し、最新市場価格と比較せずに応じてくる無警戒な投資家を取り込もうとする者もいる」。そして、ミニ公開買付のことを知った投資家の多くは「オファー価格には伝統的な株式買付オファーであれば通常乗せられる多額のプレミアムが含まれていると思い込んで、オファー内容を精査せずに株式を差し出してしまう」。また、米国証券法に基づく投資家保護についても、ミニ公開買付の場合は大規模公開買付と同等のレベルで提供されるわけではありません。米国証券取引委員会が作成したミニ公開買付に関する投資家へのアドバイスは、以下のウェブサイトでご覧になれます。
www.sec.gov/investor/pubs/minitend.htm

エドワーズ社は証券会社やディーラーその他の株式市場参加者に、米国証券取引委員会の「ブローカーディーラーが行うミニ公開買付オファーの宣伝や公開について」と題する書簡を以下で確認するよう推奨しています。
www.sec.gov/divisions/marketreg/minitenders/sia072401.htm

エドワーズ社はまた、TRCのオファーに関連する資料を配布する際には必ず本プレスリリースの文言を記載するよう要請します。