Skip to main content
Edwards Lifesciences Logo

私の

「旅ごころ」が
動き出す

traveling on camels
traveling on camels
traveling on camels

Interview

心臓手術経験者インタビュー

Mr. Muraki interview
Mr. Muraki interview
Mr. Muraki interview

連載 #1

村木 さん(東京都在住)

Mr. Muraki interview
Mr. Muraki interview
Mr. Muraki interview

産業機械メーカーの技術者として世界各国で技術指導を行ったのち定年退職、好きな旅行やボランティア活動を楽しんできた村木さん。

大動脈弁狭窄症と診断され、80歳を過ぎて「TAVI治療」を受けた時のことや、現在の暮らし、これからの楽しみについて聞きました。

私の 旅ごころ が動き出す

定年後の充実した生活と
ボランティア活動を通じた出会い

skiing with penguin
skiing with penguin
skiing with penguin

 私は長年、産業機器メーカーの技術者として、海外で立ち上げた支店で現地の社員に技術指導をする仕事に携わっていました。定年退職後は、旅行好きの家内と一緒に海外旅行を楽しみ、北極・南極を含む世界70か国以上を訪問しています。

skiing with penguin
skiing with penguin
skiing with penguin
work with farmers
work with farmers
work with farmers
work with farmers
work with farmers
work with farmers

 また、住んでいる地域の近くで、昔の里山風景の再生を目指して、地元農家の人と一緒に、稲、芋、豆、しいたけなどの農作物を育てるボランティア活動を長年行っています。農作業を体験しにきた小学生や親御さんと話をすることもあり、ボランティア活動を通じてたくさんの人と交流できるのも楽しみの一つです。

Mr.Muraki interview session
Mr.Muraki interview session
Mr.Muraki interview session

 実は、こうしてインタビューを受けているのは、このボランティア活動を通じて出会った方からの紹介なんです。私は、数年前に大動脈弁狭窄症と診断され、手術治療をしました。私の体に入っている人工心臓弁を作った会社が、患者としての体験や、治療した後の生活の様子などについて話してくれる人を探しているけど、村木さんどうか、とその方から誘われまして、私でお役に立てるなら、とお引き受けしたわけです。

Mr.Muraki interview session
Mr.Muraki interview session
Mr.Muraki interview session

「大動脈弁狭窄症」の治療を振り返って

 定年退職後も積極的に外に出て活動していた私ですが、80歳手前になってときどきめまいが起こるようになりました。外で急に気分が悪くなったこともあり、まずは家族ぐるみでつきあいのあるかかりつけ医に診てもらいました。詳しい検査が必要ということで、大学病院を紹介されたところ、冠動脈と大動脈の狭窄が進んでいることがわかり、それぞれ治療することになりました。

 大動脈弁狭窄症に対する治療は、開胸することなく、血管からカテーテルで生体弁を心臓の中まで運び留置する「TAVI」という治療法で行いました。担当の先生から丁寧な説明を受け、その先生をとても信頼していましたし、説明を聞いて納得できたので、不安は全くありませんでしたね。家内も娘も大賛成でした。

 治療自体は2時間ほどで終わりました。目が覚めた時の感想は「こんなものか」という感じです。その後1週間ほど入院しましたが、食事制限もなかったですし、数日後にはリハビリとして病院の廊下を歩くようになりました。つらかったのは、最初のころベッドで安静にしていなきゃいけなかったことだけですね。もともとじっとしているのが嫌いなので、早く体を動かしたくて仕方がありませんでした。

traveling resumes after discharge
traveling resumes after discharge
traveling resumes after discharge

退院後はボランティア活動や
旅行を再開

traveling resumes after discharge
traveling resumes after discharge
traveling resumes after discharge

 退院後は定期的に検査を受けています。最初の頃は1カ月ごとでしたが、問題がなかったので半年に1回になり、今は年に1回のペースになっています。治療から4年がたった今も、体調に不安を感じることはありません。毎回、聴診ですみずみまで丁寧に診てくれています。

 今、私は病気の症状が出始めた前とほとんど変わらない生活をしています。治療後は、健康のためにと自発的にウォーキングを始めました。毎日近所の川沿いを1時間ほど歩いています。里山の保全活動にも週2回参加していますし、夫婦での旅行も再開しました。年齢を考えて個人旅行はやめたものの、ほぼ毎月添乗員同行ツアーに参加しては、街歩きやおいしい食事を楽しんでいます。

Patient with wife
Patient with wife
Patient with wife

 ただ、心境の面では少し変化がありました。歳を考えるとあまり無理しない方がいいなと思うようになり、自分の体調を自分で気遣うようになりました。

 それと、私が今も健康でいられるのは、家内が毎日欠かさずおいしい食事を食べさせてくれているおかげ。恥ずかしいので本人には言えませんが(笑)、治療後は以前にもまして感謝の気持ちが大きくなりました。

Patient with wife
Patient with wife
Patient with wife
Mr. Muraki with specs in farm
Mr. Muraki with specs in farm
Mr. Muraki with specs in farm

今後も旅を楽しむために
長く健康でいたい

Mr. Muraki with specs in farm
Mr. Muraki with specs in farm
Mr. Muraki with specs in farm

 現在の生活があるのは、たくさんの人が助けてくれたおかげです。今も家族をはじめボランティア仲間や近所の人、かかりつけ医などが私を支えてくれていて、本当に心強く感じています。ですから、もし体調が悪い人がいたら少しでも役に立ちたくて、周囲への気配り・目配り・心配りを意識しています。

Mr. Muraki in yellow jacket at trip
Mr. Muraki in yellow jacket at trip
Mr. Muraki in yellow jacket at trip

 今後は、今のいちばんの楽しみである夫婦旅行を無理しない程度に続けていきたいですね。添乗員同行ツアーの参加者は私たちと世代が近いので、旅に出るごとに友だちが増えていっています。おかげで人間関係もずいぶん広がりました。この楽しみが続くよう、これからも長く健康でい続けたいと思っています。

 私はTAVI治療を通して、医療は進歩しているんだなと実感しました。病気が見つかっても、私のように新しい医療技術のおかげで以前のような生活に戻れるケースもあります。

その技術を使えるならぜひ前向きに捉えて、心配し過ぎずに託してもいいんじゃないかなと私は思います。

Mr. Muraki in yellow jacket at trip
Mr. Muraki in yellow jacket at trip
Mr. Muraki in yellow jacket at trip

上記の患者さんのインタビューは、エドワーズライフサイエンスが、実際の患者さんのご経験を伺い、書き起こし、編集したものです。記載された症状や治療、治療後の生活などは個々人によって異なり、すべての方にあてはまるものではなく、また特定の治療等を推奨するものでもありません。ご自身やご家族の症状や治療について気になることがございましたら、医師にご相談ください。

心臓手術経験者の声、
募集します。

治療を経て、ふたたび動きはじめたあなたの夢や未来を教えてください。あなたの声が、同じ病気を抱える方々の心を動かす力になります。

holding hand
holding hand
holding hand
holding hand
holding hand
holding hand